受験サイト
本商品を購入した後、下記の受験サイトに、購入手続きを行なったユーザーID(メールアドレス)、パスワードでログインすると、オンライン模試を受験できます。受験方法
模試の実施にあたり
現在、総合内科専門医試験の受験者は急増中で、2015年は6,787人、2016年は7731人と2013年の493人に比べ、10倍以上増加しています。対して合格率は毎年低下しており、2016年は56.7%と非常に難しくなっております。にもかかわらず学生時代と異なり、受験者全体のうち自分の相対的な位置付けが把握しにくく、それ故どこまで対策をすべきか、把握しにくい状況が続いておりました。
そのようななか、模試の実施を望まれる声が小社に届くようになり、これを受けこの度、総合内科専門医試験オンライン模試を企画いたしました。
皆様の対策のお役に立つことができれば幸いに存じます。
※ 2017年度 第45回 総合内科専門医資格認定試験(日本内科学会のサイトへ移動します)模試の実施にあたり
▼ 総合内科専門医試験 受験者数の推移
回数
受験者数
合格者数
合格率
2013年度
第41回
493名
384名
77.9%
2014年度
第42回
3,943名
2,690名
68.2%
2015年度
第43回
6,787名
4,252名
62.6%
2016年度
第44回
7,731名
4,381名
56.7%
特徴
7つの特徴
出題内容
一般問題 up to date問題 臨床問題出題内容
第1時限
85問/120分
全250問
第2時限
85問/120分
第3時限
80問/120分
問題サンプル
血栓溶解療法(rt-PA,アルテプラーゼ静注療法)について適当でないのはどれか.
アルテプラーゼ静注による血栓溶解療法は,神経予後を改善する効果のある有効な治療法である.一方,頭蓋内出血などの重篤な副作用をきたしうることから,その適応は慎重に判断しなければならない.
63 歳の男性.全身に広がる瘙痒感を伴う紅斑と緊満性の水疱を主訴に来院した.4 年前に糖尿病 と診断され,2 年前から糖尿病治療薬を内服している.認知症の既往がある.糖尿病治療薬以外の 薬 剤 は 使 用 し て い な い. 身 長167cm, 体 重55kg. 体 温36.7 °C. 脈 拍84/分, 整. 血 圧 121/68mmHg.呼吸数 14/ 分.SpO2 97%(room air).血液所見:赤血球 414 万,Hb 12.4g/dL,白 血球12,100(好酸球1.7%),血小板40.5万.血液生化学所見:アルブミン2.9g/dL,IgG 1,110mg/ dL(基準960~1,960),IgA 576mg/dL(基準93~393),IgE 1,886IU/mL(基準0~170),AST 17IU/L,ALT 13IU/L,尿素窒素16mg/dL,クレアチニン0.9mg/dL,血糖111mg/dL,HbA1c 6.6%(基準 4.6 ~ 6.2),空腹時血中 C ペプチド〈CPR〉3.6ng/mL(基準 0.6 ~ 1.8).免疫血清学所見: CRP 2.71mg/dL,BP180 120U/mL(基準9.0未満).病変部の写真を次に示す.
原因として考えられるのはどれか.
緊満性の水疱
紅斑の上に比較的大きな緊満性の水疱が多発している.
インスリン分泌能は保たれており,内服薬で血糖コントロールされていたと推測される.経口血糖降下薬の使用に伴う皮膚障害として近年注目されているのが,DPP-4阻害薬によって引き起こされる水疱性類天疱瘡である.国内症例の集積を受けて,2016年よりDPP-4阻害薬の添付文書に重大な副作用として追記がなされている.
DPP-4 阻害薬誘発性水疱性類天疱瘡問題サンプル